伊豆の国市中の家

木工事が終わり、仕上げ工事に入ります。


本日は、塗装色、内装素材の確認等と合わせてお客様を現場にご案内しました。

弊社では新築の計画の際、ほとんどの家具を造作で造りますので、計画段階から木工事中まで本棚や収納等細かな打ち合わせが続きます。

中の家もキッチン収納、洗面台、洗面収納、TVﾎﾞｰﾄﾞ、その他さまざまな造作家具を作りましたので、

お客様と齟齬がないか、工程途中や工程終了時に確認の打合せを行っております。


木工事が完了となると、部屋や家具の大きさ、窓からの景色など、完成のイメージと近くなってきます。

ここで、現場にて事前に選定していた内装素材を大判のサンプルを用いて最終確定をします。

私が内装の選定時にお客様にお伝えするのは、

むやみにアクセントをつけず、あくまで内装はシンプルに

ということです。

クロスのカタログを見ると、様々な柄のクロスがあり、普通だとつまらない、他の家と違った柄をとなり、部屋ごとにクロスを変えたり、様々な柄のタイルを多用したり。

それはそれでもちろんありだとは思うのですが。。。

弊社の家は造作家具や建具などを天然オイルで仕上げ、床も無垢材のオイル仕上げですので、これだけで家の風合いが出ます。

壁や天井はその風合いを壊さないようにあくまでも脇役、白系のクロス、または塗壁で統一することを進めています。

その中で、ここだけは少し遊んでみよう、ここは水が跳ねるからタイルを張ろう、という目的がある使い方をお勧めしています。


中の家は南の景色が良いため、１階、２階ともそれを取り込むように窓を取りました。





６月からは田んぼには水が貼られ、稲が植えられ、青々とした水田が広がります。

この景色がいいアクセントになるので、壁、天井の仕上げは白のクロスで統一することで決まりました。

完成まで、残り2月

とても楽しみです。