昨夜の答え
2016年11月30日
さて、昨日の写真との違い、わかります?
もう一枚
答えは・・・軒、です。
昨日施工した下垂木の上に野地合板、断熱材を施工し
その上に通気垂木で屋根形状を造ります。
ここで、軒、妻が出てくるわけです。
今回は、軒、妻ともに800の出としています。
軒が出ているか出ていないかで、意匠はもちろん、雨仕舞、外壁の汚れ具合に違いが出ます。
最近のキューブ型の家はどうも好きになれません。
お施主様からも今日の立ち話で、「軒が出て家らしくなりましたね」とのお言葉。
お施主様に昨日と今日の違いを説明したわけではないですが、自然な会話の中でそういったお話が出ました。
わかってくれましたか!と内心呟きつつ。。。
屋根外断熱で、通気層をしっかりとり、破風を厚く(ごつく)せず、そして、軒の出を確保する納まりを標準化するまでに時間かかりましたー(^^;
一番に気を付けなければならないのは風圧による吹上に耐えられるか。それと、通気層を確保できるか。
今日もこの後の大工さんたちとの反省会にて改善点が出るかもしれません。
そうやって意匠、施工性、施工力を高めていくことはとても大事ですね。
事故、怪我もなく、二日にわたった上棟作業が終わりました。
職人の皆さん、お疲れさまでした。
U様、上棟おめでとうございました。
さて、反省会でしっかりと飲んできます。
Posted by 加藤住宅 at 17:46│Comments(0)
│建築現場
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