職人の技
2017年06月17日
先日、リフォームの依頼を受けて、部屋の内装や建具の取り換え工事に伺いました。
無垢材ふんだんに使用した和風のお宅、既存の建具も全て造作。
隣の部屋の建具と同じように無垢の杉板を使った建具を製作して伺いました。
敷居にはチークのVレールが使われておりましたが、開け閉めが多い場所で少しすり減っていました。
建具をそのまま吊り込むと、戸先で微妙な隙間、1ミリあるかないかですが、職人としてはそこは譲れないところ、建具を薄く削りぴったりと合わせていました。
こういう細かなところに気がついて、誇りを持って仕事に取り組んでいる職人さん達に支えられて私たちの会社は成り立っています。
腕のいい職人の仕事は後ろから見ていて、何か心地の良さを感じます。
組み立てるだけの家造りではこの心地よさを味わうことは出来ません。
職人の技を大事に家造りに携わっていきたいですね。
廊下に新たに設置したひのきの格子戸もお客様にとても喜んでいただけました。
Posted by 加藤住宅 at 12:26│Comments(0)
│建築現場
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